印鑑にまつわる話

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きっと皆さんも、一つくらいは「シャチハタ」を持っていた経験があるでしょう。

「シャチハタ」とは、「ハンコ」「印鑑」とは基本的には同じですが、似て非なるものです。
つまりみなさんも、おそらく似てるようで・実は違うという、
不思議な親戚のようなもの、という感覚ではないでしょうか。

朱肉を使わなくてもインクが出る、という構造で、インクを容器の中に入れることによって、
程よいインクがハンコの押される部分に浸透されていき、
とても簡単に捺印できる、という仕組みです。
朱肉をわざわざ用意しなくてもよい、という点での便利さが、
この「シャチハタ」最大のヒット要因、ともいわれています。

「シャチハタ」が作られて間もない当時は、ネームの書かれているネーム印のみの生産でした。
しかし、時代の変化によって、いろいろな便利なものも、同時に普及されて広まっていったのです。

①主に、企業名を押す際に使われている「ビジネス印」
②住所が一回でスタンプできる「住所印」

このボールペンタイプのネーム印です。
これは、「領収書・請求書」などに、ペン部分で書きこみます。
それから、もう一方についている「ネーム」で、捺印することができるという、
まさにビジネスマンにもスグレモノの一品です。

しかし、そんな使い勝手のいい「シャチハタ」でも、役所・銀行などでは、その使用を認められていないのです。
ここが、「シャチハタ」の不思議なところです。
その理由は「シャチハタ」が、ゴム印として使われているため、
その形状が大きく変化してしまう恐れがあるためです。
時が経ってしまうと、同じ「印鑑」として、特定することが難しくなってきてしまいます。
これらの理由から、「シャチハタ」は荷物の受け取りなどに最適、とも言われています。

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